歯ブラシを選ぶポイント④
この間の続きです。
3️⃣6歳〜8歳
歯列交換期なので、歯列が凸凹してきます。
6歳で第一大臼歯(6歳臼歯)12歳で第二大臼歯萌出する、大事な時期になってきます。
萌出しかけの歯高さがあまりないので、手鏡を見て歯ブラシが当たっているか確認しながら
磨くことをお勧めします。その際、6歳臼歯が萌出しかけで第二乳臼歯よりも低い場合は横から入れて1本磨きをしましょう。小学校に入学すれば鉛筆を持つようになるので、歯ブラシでもペングリッップができるようになります。歯ブラシを縦・横の両方から入れて磨くには、ヘッドの幅が小さくコンパクトな歯ブラシがお勧めです。
小学校低・中学年くらいまでは、自分で磨く歯ブラシと仕上げ磨き用の歯ブラシは両方用意しましょう。仕上げ磨きは本来小学校高学年まで行うのが理想的ですが、特に高学年になると嫌がる子もでてきます。ただ、自分で磨くことは難しい時期なので、歯医者に来院し、歯磨き練習を行うようにしましょう。
4️⃣12歳〜17歳
保護者の目も離れ、外での買い食いを始める年齢になってきます。歯磨きもしっかり行えなくなります。そんな時期は、ざっくりでも磨いてもらうよう大きめヘッドで、またホルモンバランスが安定しておらず、歯肉が腫脹し出血している子が多くいますので、テーパード毛の歯ブラシがお勧めです。きちんと磨けている子の場合はコンパクトヘッドがお勧めです。
以上。参考にしてみてください。
■ 他の記事を読む■