子供の初期虫歯の症状について

投稿日:2019年5月20日

カテゴリ:虫歯

乳歯は永久歯に生え変わるまでの長い間、食事、言葉の発音、骨格作りなど子供の成長・発育の重要な役割を担います。乳歯はエナメル質が薄く、虫歯になりやすい性質ですが、親が知識を持って実践すれば、予防可能です。また、乳歯の虫歯予防習慣を作れば、親自身の虫歯予防にも繋がります。

虫歯は「歯」が「虫歯菌」と「糖分」に出会い「時間」が経過した時に発生します。口の中に住むミュータンス菌などの虫歯菌は、飲み物や食べ物の糖分をエサにして増え、歯垢(プラーク)を作り出して自分の巣にします。虫歯菌は歯垢の中で酸を作るので、酸に弱い歯のエナメル質が溶け出します。溶け出した状態を「脱灰」といい、ごく初期の虫歯の状態です。唾液には修復(再石灰化)する働きがありますが、修復が追いつかないと本格的な虫歯になります。ごく初期の虫歯の状態であれば、修復され、本格的な虫歯になるのを防ぐことができます。

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