小児矯正の期間について

投稿日:2021年4月18日

カテゴリ:矯正

矯正はいつから始めたらよいのか、という質問をよくいただきます。歯並びが乱れてしまう原因は遺伝的な要因の他に、幼少期に柔らかいものばかりを口にする食習慣や頬杖、指しゃぶりや爪噛み、口呼吸など、歯に力が加わる習慣・癖が影響します。そして顎の骨が成長段階にあり、乳歯から永久歯への生え変わりの時期でもあるため、一般的に幼少期から矯正を始めるのが良いとされています。

子供の矯正は「第1期治療」と「第2期治療」に大きく分かれます。第1期治療は、まだ永久歯が生えそろわず、乳歯と永久歯が入り混じっている混合歯列期に行います。目安としては約5歳~小学校低学年くらいになります。成長途中にある顎の骨を広げて歯が生える十分なスペースを確保することを目的としています。第2期治療では、永久歯が生え変わった段階で行います。一般的にはワイヤーやマウスピースなどの矯正器具を装着して歯並びを整えていきます。

そして当院では歯並びを整えるだけでなく、顎骨を正しい位置に導き、呼吸を改善することを目的としたランパ矯正を推奨しています。ランパ矯正はアレルギー、喘息、鼻炎、多動などの症状、集中力不足、多動傾向の改善も期待できる矯正方法で、歯並びだけを目的とはしていません。お子様の歯並びにお悩みの方はまずはご相談ください。

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