歯科予防としてのフッ素
投稿日:2016年11月19日
カテゴリ:予防歯科
健康な口腔内を保つために大切なことは虫歯をつくらない、歯周病に感染しないということです。
一度虫歯になってしまえば元の健康な歯に戻ることはありません。
治療=削って詰め物をする ということは少なからず歯にダメージを与えてしまいますし、健康な歯と比べると寿命も短くなってしまいます。
そうならないためには日頃の歯磨きや専門的なメンテナンスが大切なのです。
虫歯予防におすすめなのは、フッ素です。
フッ素とは自然界に広く分布している自然元素の一つで、すべての動植物などに存在しています。
食事を通して私たちの体に摂取されている必須栄養素のひとつでもあり、歯質を強化する効力が最も高いことから、世界各国で虫歯予防に利用されています。
身近なものでいえばビールやりんご、いわしや牛肉などにも含まれているのです。
フッ素は再石灰化を助けるため、初期虫歯の修復を促進します。
また、歯に取り込まれることでエナメル質が強化され、酸にとけにくい強い歯になります。
そして抗菌作用によって、虫歯菌の働きを抑え、酸の産生を抑制させるのです。
永久歯の虫歯予防としてはフッ化物洗口(うがい)で50~80%の効果があるといわれています。
もちろん種類や使い方によって効果も変わってはきますが、フッ素入りの歯磨き粉を使ったり、歯科医院でのフッ素塗布など併用することで大きな予防効果が期待できます。
フッ素配合の歯磨きジェルや洗口剤など、取り揃えておりますし、フッ素の塗布やPMTCなどのご予約も承っておりますので、お気軽にお申し付けください。
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