歯根破折を予防するためのファイバーコア

投稿日:2016年12月9日

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虫歯や外傷でやむおえず神経をとり、根の治療をした歯が歯根破折を起こし抜歯にいたるケースは少なくありません。通常、根の治療を行った後は土台を立て、その上からかぶせ物をしますが保険の範囲だと銀の土台に金銀パラジウムの合金で被せるため土台にしなりはなく力が加わったときに象牙質の歯根破折を起こすことがあります。今回ご紹介する“ファイバーコア”は象牙質と弾性係数(いわゆるしなり)が近似しているため破折のリスクを銀製の土台にくらべると軽減できるということが最大のメリットです。材質はグラスファイバーで金属を使用しないためかぶせ物をセラミックなどにした場合非常に審美的でありますし金属アレルギーの方も安心してお選べいただけます。しかしほとんどの場合保険診療で認められていません。また、かみ合わせ上の問題や残存歯質が薄い場合など絶対に破折しないという保証は残念ながらすることはできませんが歯が歯根破折し、やむなく抜歯になってしまった場合インプラントをすることを思えばご自身の歯で噛める歯の寿命から考えてもファイバーコアを選択することは非常にメリットが大きいのではないでしょうか?ご興味がおありな方は是非ご相談ください。

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