口の中の汚れ
投稿日:2017年1月26日
カテゴリ:予防歯科
こんにちは。
皆さんは歯医者さんに行って、お口の中が汚れていますねと言われたことは
ありますか?実際汚れていると言われても、どこが汚れているのか、汚れとは何のことなのか
わからない方もいらっしゃると思います。
この汚れには大きく分けて2つあります。それはプラーク(歯垢)と歯石です。
最近では、テレビのコマーシャルでもこの言葉を聞く機会がありますね。
プラーク(歯垢)とは歯の表面に口腔内の菌とその菌の産生物が付着してできたものです。
プラークは、歯に強く付着しているので口をゆすぐだけでは取れません。
歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシでとることが出来ます。
このプラークは、いわば虫歯菌や歯周病菌など様々な菌達の住処になるので、虫歯・歯周病どちらの原因になるのです。
歯石は唾液などのなかに含まれているカルシウムによってプラークが石灰化したものです。
硬くなってしまうと、もう歯ブラシでは取れないため歯科医院で機械を用いて除去します。
また、表面がザラザラしているので歯石の上にプラークが付きやすいのです。
特に歯周ポケットの中についている歯石は、表面がプラークで覆われていてポケット内に生息する
細菌の停滞場所となるため歯肉に大きな為害性をもたらします。
パッと見ただけでは分かりにくいお口の中の汚れ。
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