インプラント治療の流れ

投稿日:2017年6月30日

カテゴリ:インプラント

失った歯の治療方法として、インプラントを選択される方も多くなってきていますが、どのように治療をすすめていくかご存知でしょうか?簡単にインプラント治療の流れをご紹介します。

〇治療計画
インプラント治療を行うには、まずCTなどを撮影し、インプラントを埋め込む骨の硬さ、大きさ、位置を正確に把握しておくことが非常に重要になります。
骨の強度が足りない人は、ここで造骨手術などの相談も行います。

〇1次手術
通常、インプラント治療における手術は2回に分けて行われます。
まず歯茎を切開して顎の骨を削り、インプラントを埋め込みます。
手術時間は1~2時間程度。入院などは必要なく、すぐに日常生活に戻れます。

〇定着期間
手術の後、消毒や抜糸などを経て、通常は約3から6ヶ月の治癒期間をおきます。
インプラントが骨としっかり結合して定着するのを待ちます。

〇2次手術
インプラントが骨に定着したところで、埋め込んだインプラントの頭を出し、
「アバットメント」と呼ばれる人工の歯との連結部分の装着手術を行います。

〇人工歯の装着
歯茎が治った時点で歯の型取りを行い、上部構造(人工の歯)を作り、取り付けます。

このようにインプラント治療は、①人工歯根を歯茎の中に埋め込む②骨肉と人工歯根が結合するのを待つ③人工歯をかぶせる、という大きく3つの過程があります。インプラントの治療期間はトータルで3~10ヶ月ほどかかるのが一般的です。また口腔内の環境や骨の硬さ、大きさなどは人によって違うため、治療期間も人それぞれですので、インプラント治療を考えている方は先生と相談してみてはいかがでしょうか。

■ 他の記事を読む■

ページトップへ戻る