虫歯でなくても歯がしみる?

投稿日:2017年12月12日

カテゴリ:スタッフブログ

虫歯ではないのに、時々歯がしみるという方がいらっしゃいますが、その原因は歯ぎしりや食いしばりによるものが多いです。

常にしみる訳ではなく、時々というのがポイントで、忙しくあまり寝れていない、質の良い睡眠がとれていない時に、普段無意識に行なっている歯ぎしりや食いしばりに、より力が加わって、歯に負担がかかっている可能性があります。

歯ぎしりは夜間に行なっていることが多く、食いしばりは昼夜問わず行われます。そのため、自覚している人は少ないです。しかし、歯ぎしりと食いしばりをしてる人に共通して見られる口腔内所見があります。

くさび状欠損という歯の根元の歯質だけがえぐれている歯がある。歯の噛む面が、異常にすり減っている(噛む面が平らである)。骨隆起がある(上顎に凹凸がある。下顎の両脇が膨らんでいる)。歯に小さなヒビが入っている。頬の内側や舌の横に歯型の跡がある。

このような症状が見られたら、歯ぎしり、食いしばりを行なっている可能性が高いです。ストレスが溜まっていたり、質の良い睡眠がとれていないと、この歯ぎしり、食いしばりを普段より強い力で行ってしまうのです。

人の癖なので完璧に無くす事は出来ません。健康的な範囲にしていくことが目標となります。歯がしみるという症状がある方、まずは、自分がどのタイプなのかチェックしてみませんか?

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