乳歯の虫歯予防について
みなさんこんにちは。今日は乳歯の虫歯予防について書きたいと思います。
虫歯の原因には、「歯の質」、「糖質」、「虫歯菌」の三つの要素があります。これらの三つの要素が重なると時間の経過とともに虫歯の発生につながります。砂糖をとりすぎないようにするほか、効果的な方法で歯磨きをして、フッ素で虫歯を予防しましょう。
というのが一般的に知られている虫歯の予防法です。ただこれを守っているのに虫歯ができてしまうケースもあります。
例えば、お口がずっとあいているお子さんの場合です。
食事をすると一時的にお口の中は酸性の状態になり歯の表面からカルシウムなどのミネラル成分が溶け出します。これを脱灰といいます。ただ時間がたつと唾液の作用で中和され、溶け出したミネラル成分がまた歯の中に戻ります。これを再石灰化といいます。
つまり再石灰化させるにはお口の中が唾液で潤う必要があるのです。お口がずっとあいてると唾液が減り、脱灰がすすみ虫歯になってしまいます。
また1日の中で夜が1番唾液の分泌量が減り虫歯になりやすいのですが、寝てる時もお口が開いているお子さんはさらに虫歯のリスクが高まります。
ほかにも、夜寝てる時に歯ぎしりをするお子さんの場合です。
ぎりぎり歯ぎしりをすると、歯と歯がこすれてヒビが入り、そこから虫歯菌が入り込み虫歯になってしまいます。
お口があいている、寝てる時に歯ぎしりをする原因は呼吸に問題があることがほとんどです。あごの発育が悪いと舌が後ろに追いやられ気道を圧迫し、呼吸に影響を及ぼします。
このことから実は あごの発育が悪い ことも虫歯の原因の1つだと言えます。
お子様にお心当たりはありませんか?
おやつも気をつけて、仕上げ磨きも完璧なのに、どうしてうちの子は虫歯になるんだろう、、、と悩まれているお母さんお力になれるかもしれません。
当院では あごの発育 に特化したこどもの矯正治療に力を入れています。
おひとりで悩まずぜひご相談ください。お待ちしています。
↓こどもの矯正治療(ランパ治療)のページです
https://www.nobudental.jp/menu/child/
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