インプラント後の痛みについて
みなさんこんばんは!
今日はインプラント治療後の痛みについて書きたいと思います。
インプラント治療は骨の中に歯の根の代わりとなる人口のチタンの棒を埋め込み、それを土台としてその上に歯を付ける治療です。
人口のチタンの大きさとしては直径が3~5mm、長さが3~18mmなので皆さんが想像しているよりも小さいかと思います。
インプラントの予後として人口のチタンの棒を埋め込む骨がどのくらい残っているかがとても重要です。
また術後の痛みに関しても差が出てきます。
骨が十分にある部分に対しては、翌日の消毒の際に患者様にお話を伺うと、”痛みはほとんどなかった”や”痛み止めも1度で十分だった”という感想を持つ方がほとんどです。逆に骨の量が足りず増骨処置や歯肉移植を行った場合は痛みが2~3日続く場合が多いようです。
骨の量が足りない原因として様々な理由がありますが、悪い状態の歯を長年抜きたくないといった理由で様子をみたり、とくに割れている歯を放置してしまうとどんどん歯を支えている骨が溶けてしまいます。インプラントの周り360°ご自身の骨があるのと、そうでない場合にはインプラントの定着までの時間や予後に差が出てしまいます。もし残念ながら骨が解けてしまった場合にも、増骨や歯肉移植を併用すればインプラント治療は可能ですが、その分だけ侵襲が大きくなりますので、術後に痛みや腫れが出てしまいます。なので悪い状態の歯をそのままにしておくのはあまりお勧め出来ません。
歯が割れることは神経がない歯に起こりやすいのです。また痛みが出るときはだいぶ炎症が進行し骨がないことが多いのです。
なので症状が何もない場合でも、1年に1度はレントゲンをとり検診することを強くお勧めします。
他院で骨がないので難しいと言われるような状態でも諦めないでください。出来る方法は必ずあります。
まずはご相談ください!
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