小児矯正での痛みについて

投稿日:2019年9月25日

カテゴリ:矯正

 

 

矯正を始めると痛むのか?

というのは気になるところですよね。

痛みの感じ方には個人差があります。同じ矯正を行ったとしても、痛みをまったく感じない子もいれば、すごく痛いと訴える子もいます。「この矯正治療なら痛みをまったく感じない」とは言いきれないのです。

ひとつ言えることは、永久歯へ生え代わり途中にある812歳の時期に、不正咬合(悪い歯並び)が認められる場合は、矯正治療を早めにスタートした方がよいケースが多いということです。それは、早期矯正治療により得られる治療結果が良いため、という理由もありますが、この時期の矯正治療は、痛みや違和感が比較的少なく、治療自体のストレスも少ないのです。

矯正し始めのころは装置をつけている状態に慣れていないため、違和感や痛みがあるという子がでます。矯正装置をつけ始めてから最初の数日が一番痛みを感じやすいでしょう。

矯正をし始めてしばらく経ったころにワイヤーを調整しますが、その頃にも半日から1日ほど痛くなることがあります。しかし、最初に矯正装置をつけたときよりも痛みの程度は軽い傾向にあるようです。

また、つけている矯正装置が口内の粘膜や舌にあたって痛みを感じることもあります。とくに頬やくちびる、歯肉、舌などは装置があたると痛みが生じやすい部位です。矯正装置の刺激により口内炎ができたり、歯肉に傷ができたりするケースもみられます。

矯正装置があたることでの痛みは、通常数日で解消されますが、痛くて我慢できないときは装置のあたる部分にワックスなどを塗って保護しましょう。

 

 

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