根の治療の後の痛みとその対処法
根の治療について
こんにちは のぶ:デンタルクリニックです。
コロナウィルスがまだまだ猛威を振るっておりなかなか先の見通しが立っていない今日この頃です。
学校の休校により、お仕事もテレワークになりなどなど、みなさん大変な時期をお過ごしとお察し致します。
さて、今回は根の治療をした後の痛みについてお話しさせていただきます。
根の治療の流れ
根管治療とは歯の根の中をきれいにして消毒していくことです。 多くの場合、歯の神経が無くなっているので痛みがない人が多いですが、歯の根の周りの痛みを感じる部分が敏感な場合や一部の神経が残っている場合があります。 痛みがある場合は我慢せずに麻酔をしてもらってください。 麻酔をしてしっかりと治療し早めに根の治療を終了して安静にすることが重要です。
治療後の痛みの対処法
治療後に痛みがある場合は、痛み止めを飲むようにしてください。 歯にものが当たったり、噛むと痛かったりすることがありますが、根の周りには噛んだときに固いものや柔らかいものを判断する歯根膜という薄いクッションがあります。 根の先からこの歯根膜に炎症が伝わると噛んだ時に痛みが出ます。
治療完了後に痛みが出てきた
根管治療後に歯茎の腫れや痛みが出ることがあります。 今まで歯の中の最近が多かったため、骨の中に細菌や最近の死骸である膿が溜まっていました。 根管治療をすることで細菌の量が減り、体が今まであった膿を外に出そうと働くためです。 抗生物質と痛み止めで腫れと痛みを軽くします。 治療後に晴れるとびっくりして心配になりますが、膿が出てくること自体は悪いことではありません。 抗生物質で細菌を殺して痛み止めでコントロールすれば心配はありませせん。 歯の根の中がきれいになったら、細菌が時入り込まないように薬を詰めます。この時空気が入らないように圧力をかけて薬をつめるために刺激で痛みが2、3日出ることがあります。違和感が出る場合もあります。 2、3日から1週間かけて痛みは軽減していきますので安心してください。
痛みを緩和する方法
普通に噛んでも強い痛みがある場合は、治療しているクリニックで歯の噛み合わせを調整してもらいます。 噛む時に刺激がなくなれば楽になります。 痛みが強いときは痛み止めを出してもらいましょう。
根の治療は根気よく
このように根管治療の全てを全く無痛で行うことは難しいです。 ですが、途中でやめてしまうと虫歯が進んだり、細菌がたまって更に症状が悪化して痛みが強くなることもあります。せっかく残せる歯が抜歯となってしまうこともあります。 できるだけ頑張って治療していきましょう。 当院ではマイクロスコープの用意があります。 より精密に複雑な根の中の洗浄が行えます。 一度ご相談ください。 のぶ:デンタルクリニック
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