糖尿病の方がインプラント治療を受ける際の注意点
投稿日:2022年11月27日
カテゴリ:インプラント
インプラント治療と糖尿病との関係についてご紹介します。一般的に糖尿病の方はインプラント治療を受けるのが難しいといわれています。
糖尿病とは、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが不足したり、作用が低下したりすることによって、血液中を流れるブドウ糖(血糖)が増えてしまう病気です。その結果、身体の細胞に栄養や酸素不足が生じ、飢餓状態になります。糖尿病になり、細胞が飢餓状態になると、傷の治りが悪くなったり、細菌感染に弱くなったりします。また、低血糖発作や高血糖発作をおこし、昏睡状態になる可能性もあります。インプラント治療は外科処置をともないますので、こういった糖尿病のリスクを無視することができません。
また、インプラント治療に限らず、口腔内の環境にも悪影響を及ぼします。糖尿病になると、唾液の分泌量も減るため、口腔内が乾燥しやすくなります。そのため唾液による抗菌作用が低下し、細菌が繫殖しやすくなります。歯周病にもなりやすく、歯周病になればさらに糖尿病を悪化させてしまう恐れもあります。
重度の糖尿病でなければインプラント治療を受けられる可能性もありますのでまずはご相談ください。
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