インプラント手術が怖い場合に有効な静脈内鎮静法について
投稿日:2023年12月22日
カテゴリ:インプラント インプラント外科処置
インプラント手術と聞くとどんなことを想像されますか?
痛いのかな?
手術ってどんな感じなんだろう?
え、切ったり削ったりって大丈夫かな?
色々と心配になってきますよね。
今回は手術をリラックスしながらうけられる方法をご紹介します。
静脈内鎮静法(セデーション)と言って、インプラント手術などの歯科治療において患者様がリラックスし、痛みや不安を和らげるために利用される有効な方法の一つです。この方法は、医師が患者様の静脈に薬物(ミダゾラム、プロポフォール等)を注入して意識を変化させます。
鎮静薬や抗不安薬を静脈に注入することで、患者様を穏やかで落ち着いた状態に誘導します。これにより、手術中の痛みや不快感が軽減され、患者様が手術に対してよりリラックスした状態で臨むことができます。
さらに、セデーションは手術の時間にわたって継続的に管理できるため、長時間の手術や複雑な処置にも適しています。患者様が手術中に眠ってしまうことはないため、手術後にも比較的早く回復し、帰宅することができます。
この方法は、胃カメラなどの検査などにも用いられる方法で、歯科手術などでの使用も一般的です。医師の判断と患者様の健康状態によって適応しますので、事前に患者様の健康履歴やアレルギー、服薬状況を確認させていただき、患者様に対して最適な薬物と投与量を選択することが必要です。
しかし、セデーションはすべての患者様に適しているわけではありません。妊娠中の方や既往歴や健康状態に不安のある患者様には避けていただく、もしくはかかりつけ医との相談も可能ですので、一度お声がけください。
いかがですか?
手術がリラックスしてうけられるなんて今までのイメージが変わりませんか?
インプラント手術だけでなく、抜歯などの手術や歯科治療が苦手な方への使用も可能ですので、ご興味ある方は是非一度ご相談いただければと思います。
スタッフ一同、お待ちしております。
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