マウスピース矯正の治療期間ってどれくらい？

マウスピース矯正といえばインビザラインが有名ですが、なんでマウスピースで歯が動くのか不思議ですよね？今回はマウスピース矯正の特徴と治療期間についてご紹介します。

以前は矯正治療といえば歯に金属の器具をつけるワイヤー矯正が主流でしたが、最近は透明で目立たないマウスピース矯正を取り入れている歯科医院も多くなっています。そのなかでもインビザラインは世界100カ国以上で導入されており最も有名なマウスピース矯正です。

インビザラインは個々の歯型データをもとにシミュレーションを行い、その治療計画をもとにマウスピースを作成していきます。1枚のマウスピースを一日22時間以上装置し、約10日間に一度交換しながら少しずつ少しずつ歯を動かしていきます。1枚のマウスピースでは約0.25㎜ほど歯を動かすことができます。個々の歯並びにより必要なマウスピースの枚数は異なりますので、10日間×マウスピースの枚数＝矯正期間になります。

マウスピース矯正は自己管理がとても重要な治療法になります。自分で取り外しができるのが魅力のひとつですが、装着時間や方法をしっかり守らなければ歯は動きません。装着時間が短ければ、全体の矯正期間も長引いてしまいます。

外したマウスピースを誤って捨ててしまうケースもよくありますので注意が必要です。透明で目立たないからこそ気づかずに紛失してしまうケースが多くみられます。失くしてしまった場合は再作成が必要になることもありますので費用も時間も余計にかかってしまいます。

どの矯正方法にもメリットやデメリットがありますので、特徴をよく理解し、ご自身にあった治療法を選択してみてください。